15歳の君へ 23歳の私より


2020年10月4日

跡部景吾様、
15歳のお誕生日おめでとうございます 

この世に生まれてきてくれて
本当にありがとうございます





今では君より一回り近くも大人になってしまって、
「やっと同じ年齢になれた」と喜んでいたのが今では遠い昔のように感じます






小学生の時に君と出会ってから今日までの12年間、
私はずっと君の事が一番好きでした




初めて君に出会った日、

跡部様、好きそうだよね」
友達がふと発した何気ない言葉が家に帰ってからもずっと忘れられずに君のことを沢山調べました
調べれば調べる程、顔だけではなくその精神性や考え方なども好きにならずにはいられませんでした
今でもその時のことは鮮明に思い出されます



大学入学試験があった日、

テストも面接も上手くいかずに何だか帰りたくなくてあてもなく夜の繁華街を歩いていた時、
シャッフルでかかってきた君の歌は
「諦めずに、決めつけずに」
「振り向かずに、逃げ出さずにまっすぐ見つめ」るきっかけとなりました




初めて本気で自殺をしようと思った日、

痛みと涙で無気力になり全ての情報をシャットアウトした頭の中で
最期に聴こうと思った君の声や言葉、歌だけはしっかりと私の手を握ってくれて、
下じゃなく前を向かせてくれました
あれから何度か死のうと思ったけれど、君の存在が思い留まる理由となりました



本当に色々あった12年間
これまで君と歩んで、積み上げてきたこの12年間
辛いことばっかりで何度も泣いたし「もうやめちゃいたい」と何度も思ったし挫けたこともあったけれど
決して歩み続けるのは止めなかったし
本当に美しくて輝かしい大切な12年間でした


きっとこれから先も生きていく中で
辛いことや悲しいことは沢山あるだろうし
もしかしたら今まで以上にあるかもしれないけど、
歩いたり時々休憩したりしたとしても、
君と一緒に前だけを向いて歩んでいくことが出来たら
それはとても幸せなことだなと思います




これ以上いい言葉が見つからないから上手く伝えることが出来ないのだけれど、



努力家なところ

後輩想いなところ

勝気なところ

優しいところ



ここには書ききれないぐらい君の全部が大好きです
君の全部を愛しています
君らしく、君だけの人生をどうか歩んでください




そして以前、君がライブで言ってくれた

「お前らが力をもらっているように、
俺様もお前らの声援が力になっている」

という言葉、

私が今まで君に救われ続けてきたように、
滸がましいけれど私がこうやって君を応援していることで少しでも君の力になってくれれば
それ以上嬉しいことはないなと思います




最後に、

これから先
今までも、
これからも、
そしてこの先いつまでも

変わらない沢山の愛を込めて

15歳の君へ
23歳の私より


2020.10.04